| きっかけ |
「でも、わたしはリュートといたいし。」 アクアさんが、そう言った時、僕は、本当に・・・本当にびっくりした。 だって、こう言ったら怒られるかもしれないけど、 あのアクアさんが、ご飯よりも何かを優先するなんて考えられなかったから。 「えっ・・・?えっと。」 ど・・・どういう風に・・・取れば良いのかな? なんだかどきどきしている自分がいて戸惑う。 今まで、彼女が懐いてくれてたのは、只単に子供で、遊び相手が欲しいだけなんだと 思ってたから・・・。 自分で言うのもなんだけど、彼女には甘かったし。 なんだかんだ言って、何時も奢っちゃってたし。 何時も僕の所に来るのは、餌付けしちゃったからなんだって思ってた。 それでも、可愛いからついつい甘やかしちゃうんだけど・・・。 でも、此間は友達って言ってたし・・・ あんまり・・・深く考えない方がいっか。 うん、そうだね。ちょっと自意識過剰かな・・・僕なんかを好きになる筈ないのに・・・ 「困る?」 帰ってこない答えを、待ちくたびれたのか、ぽっと頬を赤らめたまま アクアさんが尋ねてきて。 僕は、彼女のこう言う子供攻撃に、本当に弱い。 だって、どうしても可愛いって思ってしまうから。 「ううん、そんな事無いよ、・・・じゃあ行こっか。」 ちゃんと、笑顔で言えたかな。ちょっと心配だった。 嬉しそうに、とことこと着いて来るアクアさんは、僕の隣で手を上げた。 あ、手を繋いで欲しいんだね。 僕は直にそれが解って、彼女の小さな手を取った。 アクアさんが、子供らしい態度を取るのは、信用している人にだけだって、ヨハン先生が言っていた 事を思い出す。 だとしたら、嬉しいかな。 繋いだ手は、本当に小さくて。僕は、彼女といる時、いつも子供の頃を思い出してしまうんだ。 アークも、僕も、まだ何も知らなかったあの頃。だから、アクアさんと居ると、アークの事も、 もう少し、許せそうな気がして・・・優しさが、まだ僕の中に残っている気がして・・・ 困る。 だって、僕は、もう決めてしまったから・・・。 だから、この手も離さなくちゃならないんだけど・・・どうしても、それは できなくて。彼女は、アークと似ている。子供で、純粋だから。アークといるべきなんだって、 解っているのに。 どうして、こんなに嬉しいって思っちゃうのかな。 |
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珍しく短いですね。ハイ。(笑)個人的に、この交流会イベントはリュアクイベント内で一番
好きです。なんか告白じゃないですかー。あのアクアちゃんが、食べ物よりもリュートを取るなんて。
それで困るリュートが更にもう可愛くて可愛くて仕方ないです。このシーンで二人にはまっちゃったと
言っても過言ではありません!(笑)
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